【御書本文】
無一不成仏と申して南無妙法蓮華経を只一度申せる人・一人として仏にならざるはなしと・説かせ給いて候
(南条殿御返事p1573)
【通解】
(無量劫の間、一度もうそをつかなかった功徳で仏になった釈尊が)「一人として成仏しない者はない」といわれ、南無妙法蓮華経をただ一度でも唱える人は、一人として仏にならないものはない、と説かれているのである。
【先生の指導から】
一人ももれなく幸福に――ここに諸仏の願いがある。この大慈悲の結晶が題目にほかならない。一遍の題目にも無量無辺の功徳力(くどくりき)がある。題目三唱でも、心を込めて行えば、無限の力が湧く。
広宣流布の誓願を掲げ、御本仏直伝の題目を唱える我らだ。病魔にも、不幸にも負けるわけがない。大確信の唱題行に挑み、自行化他の実践に励みゆこう!