本日の御書 本日の御書 本日の御書 夫れ木をうえ候には大風吹き候へどもつよきすけをかひぬればたうれず、本より生いて候木なれども根の弱きはたうれぬ、甲斐無き者なれどもたすくる者強ければたうれず、すこし健の者も独なれば悪しきみちにはたうれぬ(三三蔵祈雨事p1468 スポンサーリンク 2018年10月23日 6:13 PM 【御書本文】 夫れ木をうえ候には大風吹き候へどもつよきすけをかひぬればたうれず、本より生いて候木なれども根の弱きはたうれぬ、甲斐無き者なれどもたすくる者強ければたうれず、すこし健の者も独なれば悪しきみちにはたうれぬ(三三蔵祈雨事p1468) 【通解】 木を植える場合には、大風が吹いたとしても、強い支えがあれば倒れない。もともと生えていた木であっても、根が弱いものは倒れてしまう。たとえ、ふがいない者であっても、助ける者が強ければ、倒れない。少々強い者であっても、独りであれば、悪い道では倒れてしまう 【先生の指導から】 あくまでご本尊が根本であり、正しき信心を貫いていくことの大切さはいうまでもない。しかしそのうえで、信心を教え、導いてくれる人を誤ったり、失ってしまうと、成仏への大道をきちんと歩みゆくことが難しくなる。いわば、「善知識」は信行完成への支柱である。ゆえに、どのような人を「善知識」としてもつかが、信心ではもっとも肝要となる。