〈出席者〉
原田会長
篠原中国長
池上婦人部長
甲斐男子部長
今嶋女子部長
今嶋 来日中のSGIメンバーを迎えた、総会前日には、中国方面の各地に、祝福するかのような大きな虹がかかりました。
原田 感動的な総会でした。池田先生は「わが学会は、たゆみない広布の大回転の渦から、地涌の人材群を、きら星の如く輝かせゆく大銀河であります」とメッセージを贈ってくださいました。この指導の通り、題目のうねりの中で、多くの新しい人材が躍り出て、後継を担う青年たちが躍動した総会でしたね。
池上 一人でも多くの青年部・未来部が池田先生と中国の歴史を知り、先生の期待通り立派に成長してほしい――そう願い、皆が一丸となって戦いました。
原田 誕生から40周年を迎えた未来部歌「正義の走者」の未来部代表による合唱も素晴らしかったです。先生は、この歌詞を岡山の地で執筆されました。当時を知る方々も合唱に胸を熱くしたことでしょう。
篠原 練習のたびに、未来部のメンバーはみるみる成長していきました。ご家族や、未来部の担当者らの真剣な思いが真っすぐに伝わったのだと思います。
甲斐 男子部では、大学校生の代表100人が折伏の結果をもって総会に参加できました。総会に向け、皆が対話に走り抜き、部6の弘教を達成。私自身も先月末に弘教が実りました。
原田 総会前日も、各地で大学校生の御本尊流布が相次ぎ、壮年・婦人部も大変に喜ばれていましたね。
甲斐 その陰には、勝利責任者の先輩たちの励ましがありました。大学校生宅を訪問し、一対一で悩みを聞き、共に勤行・唱題。定例の会合でディスカッションに力を入れている地域もあります。大学校生同士が共に語り合う中で触発が生まれています。
今嶋 女子部では、「池田華陽会御書30編」の読了に挑戦しました。支部婦人部長が一対一で部長と拝読、研さんをしてくださる地域もあり、婦女一体のスクラムで大きく前進することができました。
池上 婦人部にも「御書を学ぶ最高の機会になっています」との声が広がっています。
今嶋 折伏でも、婦人部の方々に大応援をいただきました。岡山のある華陽リーダーは、7月の西日本豪雨で共に被災した友人を、地域の婦人部の方々と励まし抜きました。すると、友人も「皆さんのようになりたい」と語り、自ら進んで入会されたのです。私自身も御本尊流布ができ、中国女子部として、本部3の弘教が実りました。
原田 学生部も見事、日本一の折伏を達成しましたね。青年部を先頭に、方面として、ブロック2に迫る弘教の結果を残せたことで「人材の中国」として新たな広布史が築かれました。
池上 山口の、ある副白ゆり長は2年前に、ご主人の折伏で学会に入会しました。今年の8・24には、近隣の友人に弘教。さらに、信心を始めてから、どんどん笑顔あふれるようになった姿に、未入会だったお母さまが理解を深め、先月、入会されました。
原田 中国広布史に輝くのが若き日の池田先生が指揮を執られた山口開拓指導です。時代は変わっても、わが地域で師弟共戦の広布開拓を、と皆さんが日々、健闘されていますね。
池上 鳥取の、80代の婦人の入会は、小説『新・人間革命』が大きなきっかけになりました。聖教新聞の連載を読むほどに感銘を受け、ついに、発刊されていた単行本も全巻を読破。読み進めながら、世界地図を広げ、先生の足跡を指でたどると、共に世界を旅している気持ちになったそうです。本年の3・16に、晴れて入会。先月には妹さんを入会に導き、地域に喜びが大きく広がっています。
篠原 島根の隠岐諸島では全ての支部がブロック1の折伏を達成。壮年・婦人部のリーダー率先の対話が次々に実りました。高齢化が進む地域ですが、このたび、多くの青年が入会。島の企業、漁業の後継者として光るメンバーばかりで地域の希望となっています。
原田 鳥取、島根は、34年前に先生が“山光提言”を発表し、文字通り、一人一人に勇気と希望の光を送ってくださいました。今、山光の同志が地域を照らす灯台と輝く姿を、先生も大変に喜ばれています。
篠原 広島では本年初頭から、全ての地区が毎月の座談会で、小説『新・人間革命』を研さん。感想や決意を述べ合い、前進への大きな力になっています。
甲斐 先生が小説『新・人間革命』の執筆を開始されたのが25年前の8月6日、広島の「原爆の日」です。そして本年の同日、先生は最終章を脱稿されました。
今嶋 中国は永遠に先生と共に、『新・人間革命』と共に世界平和への連帯を築いてまいります。
池上 5年前の10月の中国総会では、広宣流布大誓堂の完成を目前に「世界広布新時代」の開幕が発表されました。このたび「創立90周年へ 創価勝利の年」への前進が、中国の地から始まったことに、私たちの使命の深さを感じます。
篠原 中国は師弟の歴史が各地に刻まれた広布の天地です。今回、原点を再確認すると同時に、青年が躍動し、新たな歴史を残せたことが最高の喜びです。
原田 御書には「此の題目を唱え奉る者は心大歓喜せり」(831ページ)とあるように、題目を唱え抜き、広布にまい進してこそ、生命の奥底から歓喜が湧き出ます。新スローガン「轟く 歓喜の人材城! 人間革命の光を大中国から!!」を胸に、皆さんが後継の師子として、さらなる人材の城を築かれることを祈っております。