地涌の誇りを胸に
御 文
上行菩薩・末法の始の五百年に出現して南無妙法蓮華経の五字の光明をさしいだして無明煩悩の闇をてらすべし
(寂日房御書、903ページ)
通 解
(法華経神力品の「斯人行世間〈斯の人世間に行じて〉」の5文字は)上行菩薩が末法の始めの五百年に出現して、南無妙法蓮華経の五字の光明をさしいだして、無明煩悩の闇を照らすであろうということである。
同志への指針
日蓮大聖人に連なり、末法という「今この時」に妙法を唱え弘める我らは、皆、地涌の闘士である。広宣流布は、全人類の宿命を転換し、世界の平和を実現しゆく究極の大聖業だ。一人一人が、久遠から誓い願って躍り出てきた宿縁深き兄弟姉妹なのだ。
さあ、共々に元初の太陽を生命に昇らせながら、いかなる苦悩の闇も打ち破り、勝利の大光を放ちゆこう!