「南無妙法蓮華経」と唱えることは
日蓮大聖人の現された御本尊を最高に讃嘆することです。
それは同時に我が己心のご本尊を讃嘆することであり、
わが仏界の生命を讃嘆することです。
そうすれば、自らの名を呼んで讃えられた仏界の生命が現れてくるのです。
呼び呼ばれてとおおせです。呼ぶ側も自身、呼ばれる側も自身です。
外から与えられるのではない。
自分の中から呼び覚ますのです。
ご本尊との感応です。
その声の響きに応じて、全宇宙の諸天善神が動くのです。
そしてわれわれの生命を守ってくれるのです。
またあらゆる仏も菩薩も歓喜するのです。
「歓喜とは 法界 同時の 歓喜なり」です。
宇宙全体が歓喜に満ちあふれるのです。
大宇宙をも動かしゆく究極の法則である妙法を日々朗々と唱え、
わが生命を明鏡のごとくみがいていく、
そして こうせんるふの大願のために いきいきと 動き 人と会い、
共に語り共に学び励まし合っていく。
このもっとも地道な学会活動は最も堅実にして最も崇高なる人間革命の軌道であります。