池田先生ご指導

「行学は信心よりをこるべく候、力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし」とも仰せです。「信」は、行学という具体的な実践に現われます。「力あらば」とは、力があるとか、ないとかなどではありません。「力の限り」という意味です。

スポンサーリンク

「行学は信心よりをこるべく候、力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし」とも仰せです。「信」は、行学という具体的な実践に現われます。「力あらば」とは、力があるとか、ないとかなどではありません。「力の限り」という意味です。自らの全力を尽くすのです。教学が苦手だからと、臆する必要もない。自分が御書を拝し感動したこと、仏法を実践して学んだことでよいのです。「信心は楽しい」「願いは絶対に叶う信心です」等と、一言でもいいから、語っていくことです。(中略)学会の伝統は、「師弟直結の教学」です。それは大聖人の振舞いに学んで、師子王の心を取り出して、難を乗り越える「勝利の教学」であり、「信心を深めるための教学」です。自らが学んだ感動、歓喜を、一人でも多くの人に語っていく「折伏の教学」であり、「広宣流布のための教学」です。大聖人の御精神に触れ、自身が妙法の当体であることを確信していく、「生命変革のための教学」であり、「人間革命の教学」です。

大白蓮華5月号 83ページ