【ミラノ】欧州青年拡大サミットが26日(現地時間)、29カ国のSGI(創価学会インタナショナル)の代表約500人が参加し、イタリア・ミラノ郊外で盛大に開催された。これには池田大作先生がメッセージを寄せ、世界の希望と輝く欧州青年部の大躍進を称賛。仲良く明るく朗らかに、「桜梅桃李」「異体同心」の団結で前進しようと呼び掛けた。また同日、イタリアSGIの一般講義がミラノ池田平和文化会館で行われた。
「さあ、きょうを新たな出発として、共に進みましょう! 先生との誓願を、果たし抜くために!」
欧州青年委員会のオザワ委員長が呼び掛けると、参加者から力強い賛同の声が湧き起こった。拍手が、いつまでも鳴りやまない。
頬を紅潮させる友。
仲間と肩を組む友。
“欧州は一つ! 先生と共に!”――どの表情にも、師弟不二の大願に生き抜く歓喜と決意がみなぎっていた。
この日を目指し、参加者全員が、それぞれの目標に挑んできた。昨年入会し、6月に弘教を実らせた男子部員。入会10年で、家族や友人10人を入会に導いてきた女子部員も。
「欧州青年部の大躍進は本当に見事です」と、池田先生はメッセージの中で、心から賛嘆した。
そして「御義口伝」の一節「一念に億劫の辛労を尽せば本来無作の三身念念に起るなり」(御書790ページ)を拝し、幸福も、成長も、勝利も、わが一念で決まると強調。
誰もが持つ、仏と同じ「無限の勇気」「無上の智慧」「無辺の慈悲」を引き出すための一念とは、妙法流布に生きゆく師弟不二の「誓願の祈り」であると訴えた。
さらに、「新たな地球文明の創出の使命を担う皆さんが、地域に社会に、生命の尊厳と世界平和を創り広げゆく青年の大連帯を、一段と築き上げていただきたい」と念願した。
欧州青年拡大サミットでは、本年7月に九州で行われた本部幹部会の映像を視聴。オランダのウェイン・ティンさんが、先月に弘教を実らせ、職場で信頼の実証を広げる喜びを語った。
続いて、ルクセンブルク、イギリス、イタリアの代表が、模範の広布拡大の様子を報告。タカハシ欧州議長、プリチャード同女性部長が、異体同心の団結固く、皆が師子王の心で生命尊厳の世紀を創りゆこうと訴え、森中SGI教学部長が宝の友を激励した。