行動を起こしたら続けることだ。何度でも繰り返し、あきらめず徹して挑み抜いていくことだ。歴史上、この単純にして確固たる信念を持たずに、偉大な事業が成されたことは何一つとしてないだろう。
戸田先生は会長就任式で、「広宣流布」という民衆平和の大事業の遂行を、大空に翻る大旗のように明確に掲げられた。
すなわち、広宣流布は「一対一の膝づめの対話」で成し遂げられると訴えられたのである。
どこまでも目の前の一人と向き合い、誠実な、親身な、粘り強い対話を積み重ねていくことだ。「続ける、繰り返す」-そこに広宣流布の王道もある。私も、あの恩師の会長就任式に、折伏を実らせて臨んだ。そして師匠の誓願に呼応して、さらに勇躍、友人との仏法対話を広げていった。躊躇していれば、何も変わらない。