池田先生ご指導

だからこそ、創価学会は「まず自分が変わっていこう!」という「人間革命」運動をしているのです。

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何かあると、すぐに人を責める。人のせいにする。それは「自分を見つめる勇気」がないからです。
そこから、暴力も起きる。いじめも起きる。
自分がむしゃくしゃしたから、だれかをいじめる、「うさ晴らし」をする。そういう人みるようです。
世の中全体が、そうなってしまった。なさけない、薄っぺらな社会になってしまった。
だからこそ、創価学会は「まず自分が変わっていこう!」という「人間革命」運動をしているのです。
一番勇気のある、一番正しい路線なのです。ともあれ、勇気ある人になってください。
勇気ある人が幸せです。勇気を失ったら、人間何も残らない。
反対に、すべてを失ったとしても、勇気さえ残っていれば、一番大切なものが残っているのです。
私の好きな言葉に、「第一に大胆たれ、第二に大胆たれ、第三に大胆たれ」という言葉がある。
自分には勇気がない」と思っている人もいるかもしれない。
しかし、そうではない。どんな人の中にも「仏界」、「仏の生命」がある。
それは燃えたぎる太陽のような「勇気のかたまり」です。
だから、勇気が「ない」のではない。あるんだが「出さない」だけです。
勇気は「出す」ものなんです。
そして、勇気を「取り出す」ためにも、いい友人同士が励まし合っていくことです。
いじめを受けた人の話ですが、学校に行けないくらい、つらかった時、担当者が池田先生の言葉をふまえて、こう勇気づけてくれたそうです。
「君には一千万の学会員が味方なんだ。今度、君がいじめられたら。僕が真っ先に飛んでいく!」
励ましが大事です。「励」ましという中には「万の力」が飛んでいく!
みんなも「人に万の力を与える人」になってください。人を励ますことで、自分が勇気が出る場合も多いのです。
冒頭の質問に戻ると、だれだって、勇気を出す時はドキドキするし、恐怖を覚えるんです。
「こわくない」のが勇者なのではない。
ふるえながらでも前に出る人」が「勇気のある人」なのです。
「恐怖」を感じない」という人は、むしろ神経が麻痺しているのかもしれません。
それから勇敢である「かのように」振る舞うことによって、だんだん本当に勇気ある人になっていく面もある。
「勇敢な行いをすることによって勇敢になる」、アリストテレス(古代ギリシャの哲学者)の言葉です。
だから、皆さんは苦しくても、迷っても、時には泣きながらでも、ともかく「一歩前へ出る」くせをつけていってください。
勇気は「力」です。
「力」は、体力でも知力でもそうだが、鍛えれば強くなる。使えば使うほど「力」は強くなる。
勇気も同じです。小さな勇気を積み重ねていけば、いつか、驚くほど勇敢な自分に変わっていける。
ともあれ、「あの時、勇気を出していれば…」と後悔する生き方なのか。
「あの時、勇気を出してよかった!」と満足する生き方なのか。
私は言いたい。「勇気を出せ!」やってみれば、何でもできるのだ」と。