


御本尊を信じなさい。創価学会を信じなさい。

妙法に「帰命」すれば、自分自身が大宇宙の仏の生命の中に入る。我が身が即、妙法の当体と輝き始める。この秘術を日蓮大聖人は教えてくださっているのである。

困難に直面してもくじけることのない「希望の力」を共にわき立たせていく生命触発の場が、座談会です。

ゆえに、その御本尊の功力の裏づけである無量の大理論を学ばずしても、勤行・唱題の実践によって、現実の生活のうえ、自己の生命のうえに、厳然たる実証が体得できれば、すばらしいことではないか。

信心の深さが変わらなければ、生活は変わらない。信心が深ければ生活は一変する。運命の転換ができるのである。

御本尊に南無してはじめて、その南無妙法蓮華経という仏界が胸中に涌現し、宇宙の法則と合致していくところ、生命力が増し、功徳があらわれ、宿命が転換され、現実の生活のうえに体験が明確になっていくのである。

師の意図が、脈動となって弟子の五体をめぐり、それが自発能動の実践の姿をとる時、初めて師弟不二の道を、かろうじて全うすることができる。

ゆえに、私どものこの世における唱題の行力が、また今世において成仏のために精進したことが、そのまま、生々世々、生命のうえにあらわれていくといってよい。
