
本日の御書


本日の御書 上根に望めても卑下すべからず下根を捨てざるは本懐なり、下根に望めても驕慢ならざれ上根ももるる事あり(持妙法華問答抄p466 n516)

本日の御書 夫れ生死一大事血脈とは所謂妙法蓮華経是なり、其の故は釈迦多宝の二仏宝塔の中にして上行菩薩に譲り給いて此の妙法蓮華経の五字過去遠遠劫より已来寸時も離れざる血脈なり

本日の御書 寂光の都ならずは何くも皆苦なるべし本覚の栖を離れて何事か楽みなるべき、願くは「現世安穏後生善処」の妙法を持つのみこそ只今生の名聞後世の弄引なるべけれ須く心を一にして南無妙法蓮華経と我も唱へ他をも勧んのみこそ今生人界の思出なるべき(持妙法華問答抄p467 n519)

本日の御書 罰をもって徳を惟うに、我が門人等は「福十号に過ぐ」疑いなきものなり(四信五品抄p342 n270)

本日の御書 八万四千とは我等が八万四千の塵労なり南無妙法蓮華経と唱え奉る処にて八万四千の法門と顕るるなり(御義口伝巻下p775 n1078)

本日の御書 上に挙ぐる所の諸宗の人人は我こそ法華経の意を得て法華経を修行する者よと名乗り候へども予が如く弘長には伊豆の国に流され文永には佐渡嶋に流され或は竜口の頚の座等此の外種種の難数を知らず(最蓮房御返事p1341 n1782)

本日の御書 現在の四信の初の一念信解と滅後の五品の第一の初随喜と此の二処は一同に百界千如一念三千の宝篋十方三世の諸仏の出る門なり(四信五品抄p339 n264)

本日の御書 仏法渡つて今に七百余年前代未聞の大法此の国に流布して月氏漢土一閻浮提の内の一切衆生仏に成るべき事こそ有り難けれ有り難けれ(教行証御書p1283 n1677)
