
池田先生ご指導


役職や社会的地位には関係ない。強き信行の人が、はじめて幸福への前進をすることができるのである。皆さん方が勇気をもって、忍耐強く正しい信心を貫いていかれるよう祈ってやまない。

完成5周年の広宣流布大誓堂で 11・18「学会創立の日」記念の誓願勤行会 2018年11月17日

御本尊に祈る時、生命の奥底からの変革が起こる。強く清らかな生命力が、ふつふつと涌き上がる。

祈念とは真剣勝負です。何を祈っているかがその人の境涯です。祈りは具体的でなければならないし、また決意の込もった真剣なものでなければなりません

題目を百遍、二百遍でもよい。何かやることである。ともかく、まず御本尊の前に座ることだ。 大事なことは、朝晩、御本尊を拝そう、題目をあげようという「心」である。その「心」があれば福運は消えない。その心で「実践」すれば、福運はいや増していく。

信心は、即生活である。仏法は、即社会である。ゆえに、生活に勝ち、社会に勝ち、自分自身が幸福にならない信心や仏法は、あり得ないのだ。

「親が子どもを捨てないように、子どもが母から離れないように」、そのように自分の心を御本尊の中に入れて、「実現させてください」と真心から祈ればいいのです。その祈りが、必ず、力を与えてくれる。

時には「こんなことをしても無駄ではないか」と思うことがあるかもしれない。しかし後から振り返れば、何ひとつ無駄ではなかったと必ずわかる。
