池田先生ご指導

”組織”は、ある意味で、その中心者以上の器以上にならないということである。 人々の上に立つリーダーが、真剣に学び、懸命に戦いぬいて、「人間革命」し、境涯を開いていく以外に、組織を良くしていく道はない。

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広布の伸展にともない、組織が大きくなっていく。問題は、組織の発展・規模に、人間の成長が追いついていくかどうかである。もし、それができなければ、組織を”幸福のための手段”として使いこなすことができなくなる。
そして逆に、組織の歯車として人間が使われていくような会員を手段化してよしとする”組織悪”におちいってしまうであろう。
要するに「人間」と、官僚的命令系統で組織を動かそうとする「組織力学」との競争であり、「心」と「形」との競争でもあるといえよう。
そこでもつとも大事なことは何か。それは、組織の前途を担うリーダー自身が、月々日々に境涯を開きゆくことである。
”組織”は、ある意味で、その中心者以上の器以上にならないということである。
人々の上に立つリーダーが、真剣に学び、懸命に戦いぬいて、「人間革命」し、境涯を開いていく以外に、組織を良くしていく道はない。
リーダーにとって、自身の境涯を開く実践とは何か。端的にいえば、正法の信心の深化は当然のこととして、広布に励みゆく同志に、徹して奉仕することである。より謙虚に、より真剣に、同志を尊敬し、守り抜いていく。友のために知恵を尽くし、みずから率先して動くことである。