
池田先生ご指導


「歓喜の信心」「感謝の信心」に、福運も功徳もいやましていく。いつも不平、不満をいだき、義務感で動いている重い心の人には、功徳は微弱である。

ほんのわずかな一念の狂いが、取り返しのつかない結果に終わってしまう。この方程式は、一個の人生においても同様である。

まず題目、それから議論をし、また題目を唱えるという根本の姿勢を忘れてはならない。

「低い山から最高の山へ登る中間には、かならず谷があり、この谷に、みなさんは迷う」--初信の功徳の次には、三障四魔と宿命転換の谷を通らなければならない。

いくら電灯があっても、スイッチを入れなければつかない。明るい毎日をおくりゆくために、このスイッチをつねに入れておくことが大事だ。

活動に積極的でない人のところに行くのですから、まず歓迎されることはない。そういう状態のなかから、相手をどうやって立ち上がらせるか。

はじめは、いかにも浅い、弱い信心かも知れない。だが、その信心によって行・学の実践を起こすことによって信心そのものがより深く、

更にここで思い起こすのは、「絶えざる生命の革新」こそ健康の本義、との学会指導である。健康とは単に病気がない状態ではない。
