本日の御書

本日の御書 一切衆生の恩を報ぜよとは、されば昔は一切の男は父なり女は母なり然る間生生世世に皆恩ある衆生なれば皆仏になれと思ふべきなり(上野殿御消息p1527)

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【御書本文】
一切衆生の恩を報ぜよとは、されば昔は一切の男は父なり女は母なり然る間生生世世に皆恩ある衆生なれば皆仏になれと思ふべきなり(上野殿御消息p1527)

【通解】
一切衆生の恩を報じなさいというのは、三世の生命からみれば、過去世には、今日の一切の男性は父であり、一切の女性は母であったからである。そこで、このように、生々世々に、皆、恩ある衆生であるのだから、「皆が仏になってほしい」と願うべきである

【先生の指導から】
仏法から見れば、皆、縁があり、恩があるのだから、大切にしていくことだ。なかんずく、最高の恩返しは、仏法という最高の哲学を教えていくことである。折伏こそ、最高の友情である。また、同志を大切にすることである。
とくに青年部の皆さんは、自分がどのような立場であろうと、自分よりも年上の人は父であり、母であると思って接していただきたい。両親をはじめ、自分の縁する人々を大事にすることだ。心広々と「友情と信頼の連帯」を広げていただきたい。そうやって行動した分、大功徳がわく。広宣流布が進む。わが生命が、拡大していく。