池田先生ご指導

「心の病」の方を家族に持つ方々への池田先生のご指導

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「うつ病など、心の病でなかなか人に会うこともできないという人もいると思います。長い人生だし、決して焦る必要はありません。専門家に相談して、じっくりと適切な治療を行っていただきたい。皆、いろいろな状況がある。一律にこうすればいいという処方箋はありません。でも一点、妙法を持った皆さんが不幸になることは絶対にない!
周りの人は、病で苦しむ本人を温かく、また、長い目で見守りながら、ご家族に真心からの励ましを送っていただきたい。側で支えて下さっている方々は大変です。時には工夫して休息を取っていただきたい、と、私は断言できます。心の病を抱えた人を大切にすることは、本当に深い慈悲の境涯を開いていくことです。ともあれ、悩んだ人ほど、偉大になれる。辛い思いをした人ほど多くの人を救っていける。
偉大な使命があるのです。これが仏法です。菩薩道の人生です。病気の姿をあらわしても、その生命の偉大さ、尊さ、素晴らしさには、何の変りもありません。皆さん全員が一人も残らず最高に尊貴な宝の存在なのです。」