池田先生ご指導

誰もが、胸中に仏界という太陽を持っている。その胸中の輝きを教えた経典が法華経である。万人を仏の境涯にすることが仏の願いであり、

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誰もが、胸中に仏界という太陽を持っている。その胸中の輝きを教えた経典が法華経である。万人を仏の境涯にすることが仏の願いであり、それこそが方便品のメッセージである。
皆が仏であることを知ることであり、皆を仏にしていこうという実践の尊さ。
私たちが読んでいる法華経は、私達自身のことが説かれている。


みずみずしい求道心、これが、仏法を行じゆくエンジンです。
求めようとする心がなくなると伸びない。「自分ではわかっている」「そんな事はどうでもいい」との慢心はいつしか生命を濁らせてしまう。


御本尊は「鏡」であられる。御本尊に向かう信心の姿勢が、そのまま御本尊に映り、結果として、生活に映し出される。信心の「心」が強く、清らかであれば、御本尊の鏡に映し出されて、その「心」のままに、諸天は動き、人生は幸福になったいく。「心」が弱く、また濁っていれば、鏡に映るのも、そのような心である。その通りに、人生が動いてしまう。
信心は即、生活に表れる。生活は即、信心の証明の舞台である。人間としての本当の勝利も、幸福も、「生活」の地道な一歩一歩の上に築かれる。太陽は毎日、黙々と我が道を進む。休むことなく、はつらつと昇り、天地を照らし、荘厳に沈む。そのリズムを崩さない。生活も太陽のごとく、単調のようで、これほど偉大な営みはない。かくかくたる「生活の勝利」。