四季の励まし

〈Seikyo Gift〉 ハーバード講演30周年――対話で世界を味方に 池田大作先生の写真と言葉「四季の励まし」

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【写真説明】世界最高峰の知性の学府・米ハーバード大学。招請を受けた池田大作先生は1991年(平成3年)9月26日、「ソフト・パワーの時代と哲学」と題して同大学で講演。調和の時代へ、自己規律の哲学と人間の内発的な力の必要性を訴えた。写真はその訪問の折に収めたケンブリッジの街並み。講演したウィナー講堂は右手前の建物にある。
9月26日でハーバード講演から30周年。93年にも2度目の講演を行うなど、先生の海外学術講演は32回に及ぶ。さらに民族や宗教などの差異を超え、各界の識者と交流し、対話の力で平和建設の潮流を起こしてきた。我らも師の闘争に続き、希望の対話を広げたい。(9月26日付)

池田先生の言葉
語り合うことは、
学び合うことである。
知り合うことである。
そして、
尊敬し合うことである。
対話は、人類を友とし、
世界を味方にすることだ。

対話の出発点は、
乱れ切った社会への
悲憤である。
苦しみ悩む民衆に
同苦する心である。
この共通の地平に立てば、
いかに差異があっても、
同じ人間として、
真摯な対話が、
いつでも可能なのだ。

仏法の師弟の大誓願である
「広宣流布」には、
その文字の中に、
すでに対話の魂が
込められている。
「広宣」とは
「広く宣べる」との
意味である。
対話の実践がなければ、
広宣流布は
成し遂げられない。

私たちには、
生命の真髄を解明した
仏法がある。
そして、現実の社会に
積極果敢に関わっていく
「立正安国」の
理念と行動がある。
ゆえに誰人に相対しても
萎縮することはない。
毅然と闊達に、
よりよき人生と
社会を開く対話を
繰り広げていくことが
できるのだ。

対話は、何幕もの
劇のようでもある。
火花の散る瞬間があり、
共鳴の音楽が
高鳴る至福の時がある。
生き生きとした対話には、
充実があり、活力が漲る。

さあ、いよいよ
強盛な信心に立ち、
生き生きと
対話に打って出よう!
自他共の幸福のため、
社会と世界のため、
希望の未来のために、
永遠に輝く
常勝の民衆城を
築いていこうではないか!