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名字の言

名字の言 広島・北広島町に自生する「テングシデ」の群落 2021年10月27日

広島県・北広島町に約100本の「テングシデ」の木がある。幹や枝がくねくね曲がった特異性を持つ国の天然記念物。本来、こうした変種は生存競争に勝ち残れないとされるが、世界で唯一、ここだけに自生する▼その形質は代々受け継がれ、群落(同種が近接すること)を形成。団結して他種に打ち勝ってきたのだろう。実際に見ると、ただ群れているだけではない。どの木も太陽に向かって懸命に葉を広げている。自身が“大樹”に成長してこそ、周囲の支えとなれる――テングシデの群落が、人の生き方と重なった▼30歳で入会した同町の壮年部員は信心に消極的だった。ある時、職場の人間関係に悩んでいた彼を学会の先輩が励ました。「全てやり切ると腹を決めるんだよ」▼以来、彼の姿勢に少しずつ変化が。何事にも全力を尽くすと決意した時、同僚への感謝が湧き、環境は一変した。後年、彼は社長に就任。成長を喜んだ両親を入会に導いた。今、支部長として東京23区の総面積を上回る広さの町内を駆ける姿に、他の同志も立ち上がる▼池田先生はつづる。「広宣流布を成就する力は、師子の団結にある」と。“私が一人立つ!”と心を定める。そこから真の団結が生まれ、広布の勢いは加速する。(誌)