【御書本文】
抑一人の盲目をあけて候はん功徳すら申すばかりなし、況や日本国の一切衆生の眼をあけて候はん功徳をや、何に況や一閻浮提四天下の人の眼のしゐたるをあけて候はんをや、法華経の第四に云く「仏滅度の後に能く其の義を解せんは是諸の天人世間之眼なり」等云云、法華経を持つ人は一切世間の天人の眼なりと説かれて候、
日本国の人の日蓮をあだみ候は一切世間の天人の眼をくじる人なり(乙御前御消息p1221)
【通解】
そもそも一人の盲目を開ける功徳でさえ言葉に表せないほどである。まして日本国の一切の人々の眼を開ける功徳にいたっては言うまでもない。さらにそれ以上に、全世界の人々の見えない眼を開ける功徳は、とうてい、言い尽くせない。法華経の第四の巻(宝塔品)には、「仏の滅後に、よく法華経の義を解する者は、諸の天人世間の眼である」等とある。法華経(御本尊)を持つ人は一切世間の天界と人界の衆生の「眼」であると説かれている。日本国の人々が日蓮をあだむのは、一切世間の天と人の眼をえぐりとる人なのである。
【先生の指導から】
大聖人正統の創価学会は、二十一世紀の「日本の眼目」であり、「世界の民衆の眼目」の存在である。創価学会の勝利に、「新世紀の希望」がある。
あらゆる非道な誹謗など断固、打ち破りながら、創価の正義の大いなる光を、地域に、世界に輝かせてまいりたい。