つまらない見栄など投げ捨てて、広布の最前線で、もみくちゃになりながら戦っていただきたい。“あの人に続け”と皆から仰がれる、新たな拡大の歴史を残すのだ。
私は敵と戦った人間しか信じない。
100年先まで考え、よく判断し、幸福と勝利の道をつくるのだ。
「私が広布の責任者である」との決意に全員が立つ。それが大切である。慈悲もなく、展望もなく、次の人材を育てないーそういうずるいリーダーが出たら厳しく正さなくてはいけない。上の立場になって、誰からも何も言われなくなると、人は「自分ほど偉い者はいない」と勘違いするものだ。
寿量品には、仏の「毎自作是念」は、衆生の成仏にあることが説かれている。私もそうあろうと自らに命じてきた。そして、“どうすれば皆が喜び勇んで、広宣流布の使命に奮い立てるのか。幸福の大道を歩めるのか。そのために何をすべきか”と常に心を砕き続けてきた。