池田先生ご指導

恋愛はある意味で「ブレーキの無い車」に乗ってしまうような面がある。 降りたいと思っても降りられない。

スポンサーリンク

浅く安っぽい人間には、浅く安っぽい恋愛しかできない。
恋愛に逃避しても、実際には、楽しいことばかり続くはずがない。
だんだん苦しいこと、悲しいことが増えてくる。
どんなに逃げても、自分からは逃げられないからです。
恋愛はある意味で「ブレーキの無い車」に乗ってしまうような面がある。
降りたいと思っても降りられない。
後悔しても、車は止まらない。
最大に不自由な自分になっていることが少なくないのです。
素晴らしい恋愛は、誠実で成熟した「自立した個人」と「自立した個人」の間にしか生まれない。
もちろん恋愛否定は人間性の否定であり、論外です。下等な小乗経の教えです。
かといって、恋愛そのものを人生の根本にするのは違います。
人はすべて1人で生まれ、1人で死んでいきます。それを自覚できて初めて、人生の伴侶に対する無限の感謝が湧いてきます。
それがたとえ片想いであっても、この世に恋愛する相手がいること自体、有難いことです。
最高の恋愛をするための信心なのです。