池田先生ご指導

福運のある人は、服が風をはらんで勢いよく上昇していくように、どんどん上向きの人生を歩んでいく。しかし、いったん福運が尽きてしまえば、アッという間に、、不幸の坂道をころげ落ちていくものだ

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運も、不運も、結局、だれの責任でもない。
そうした果報を生む因を積んできた自分自身の責任である。
ゆえに、自らの不運を嘆き、諸天の加護なきを恨んでも、仕方のないことなのである。
世の中には、運の良いように見える人生もある。
逆に、不運の連続であるような人もいる。
また、幸せの絶頂にありながら、急速に不幸の奈落へと転ずる場合もある。
ともあれ、福運が尽きてしまった人生ほど惨めなものはない。
人類の歴史には、そうした人々の事例が、何万、何十万とあふれている。
戸田先生も「福運のある人は、服が風をはらんで勢いよく上昇していくように、どんどん上向きの人生を歩んでいく。しかし、いったん福運が尽きてしまえば、アッという間に、、不幸の坂道をころげ落ちていくものだ」とよく言われていた。
しかし皆さま方は、災いを福へと転じゆく、絶対の妙法を受持された方々である。
先述したように、正しき信心こそ、限りなく福徳を積みゆく源泉の力なのである。
私どもは、正法をたもった喜びと誇りも高く、はつらつたる前進を続けていきたい。