池田先生ご指導

結論だけ言えば、「自分は永遠の昔から仏であり、永遠の未来まで仏である」という真理を悟ったのです。そう言ったところで、「なるほど、わかりました」と急に開けるものでもない。

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結論だけ言えば、「自分は永遠の昔から仏であり、永遠の未来まで仏である」という真理を悟ったのです。そう言ったところで、「なるほど、わかりました」と急に開けるものでもない。この真理を、万人にわかりやすく説かんとしたのが、法華経であり、万人が事実の上で体得できるようにされたのが、「末法の法華経の行者」日蓮大聖人なのです。
ともあれ、法華経は、無力感を打ち破る宇宙大の「心の秘宝」を教えている。宇宙の大生命を呼吸しながら、はつらつと生きる人生を教えている。自己変革という真の大冒険を教えている。法華経には、万人を平和へと包み込む大きさがある。絢爛たる文化と芸術の薫りがある。いつでも「常楽我浄」で生き、どこでも「我此土安穏」で生きられる大境涯を開かせる。
法華経には、邪悪と戦う正義のドラマがある。疲れた人を励ます温かさがある。恐れを取り除く勇気の鼓動がある。
三世を自在に遊戯する歓喜の合唱がある。自由の飛翔がある。
燦々たる光があり、花があり、緑があり、音楽があり、絵画があり、映画がある。
最高の心理学があり、人生学があり、幸福学があり、平和学がある。「健康」の根本の軌道がある。
「心が変われば一切が変わる」という宇宙的真理に目ざめさせてくれる。
個人主義の「荒れ地」でもなければ、全体主義の「牢獄」でもない・・・ 人々が補い合い、励まし合って生きる、慈悲の浄土を現出させる力がある。

法華経の智慧