池田先生ご指導

そのときには気がすすまなかったり、いやいやながらやったりしたことが、後になって自分の人生を、良き方向へ大きく転換させていたことに気づく場合がある。 目には見えないが、はかりしれない仏智が働いて守られているのである。

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さらに、牧口先生は、こうも指導されている。
「凡夫の知恵というものは、目先のことしかみえない。
そのために、現在のことのみにとらわれがちになる。
ところが、そのときには気がすすまなかったり、いやいやながらやったりしたことが、後になって自分の人生を、良き方向へ大きく転換させていたことに気づく場合がある。
目には見えないが、はかりしれない仏智が働いて守られているのである。
これは御本尊の功力であり、以信代慧という信心の力である」と。
信心の力は、はかり知れない。
決して目先のことで判断できるものではない。
信心さえあれば、そのときはマイナスや不幸に思えることも必ずプラスの方向に、幸せの方向へと転じていけるのである。
その意味で、純粋にして強盛なる信心があるかないかーそこに人生の「賢者」と「愚者」との生き方の違いがあることを知らねばならない。