池田先生ご指導

宇宙も、動植物も、万物が一念三千の当体なのである。その三千の諸相を示しながら、それぞれの使命に生きているわけだ。 そのなかで最高の境涯、究極の目的は、仏界を根源として生きていくことである。

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われわれの生命は「一念三千」の当体である。十界互具、百界千如、そして三世間を具えて一念三千-これが大聖人がお説きになった生命の実相である。
宇宙も、動植物も、万物が一念三千の当体なのである。その三千の諸相を示しながら、それぞれの使命に生きているわけだ。
そのなかで最高の境涯、究極の目的は、仏界を根源として生きていくことである。
(中略)われわれ人間は南無妙法蓮華経と唱えることによって、初めて十界三千の本有の働きがあらわれ、人間としての全体的な力の発揮ができるのである。
つまり、「声仏事を為す」で、御本尊に南無妙法蓮華経と朗々と唱えゆくところに、仏界の生命の湧現、わが身の即身成仏があり、人間としての生き方の完成へと入っていけることを知ってほしい。