信心の年輪こそが、なににもまして大切であるということを強調しておきたい。別しては、その信心のしてきた歳月において、いかに自分自身と対決してきたかということ。すなわち学会っ子らしく、学会のうず潮のなかへ決然と飛び込んで、いかに鍛錬をうけてきたか。その結果、どれだけたくましい学会魂を会得したか。不退の信心をつちかったか。それが、問題であると思うのであります。なぜなら未来の果は、現在の因によってきまってしまうからであります。
題目は、無明断破の利剣であります。悩みをことごとく断破し、転回させていく利剣である。元品の無明といえども断破可能な大利剣が題目である。
「困ったら百万遍の題目」