池田先生ご指導

御本尊に祈り、勤行をするとき、九識心王真如の都のさわやかな風につっまれ、美しき月を胸中に見る思いがする。 そのすがすがしい生命の充実感は、なにものにも比べることができないことは、皆さまの実感されているところであろう。

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御本尊に祈り、勤行をするとき、九識心王真如の都のさわやかな風につっまれ、美しき月を胸中に見る思いがする。
そのすがすがしい生命の充実感は、なにものにも比べることができないことは、皆さまの実感されているところであろう。
現代は「お金があれば幸せ」という人が多い。
たしかに現代は、一面からみればそれが真理かもしれないが、この金銭のために醜い争いを演じ、結局、金銭に価値があるのではなく、それをどう生かし、どう使っていくかであり、そのためには、その人の境涯が大切であることが見失われつつある時代といってよい。
その意味で、その人のもつ境涯にこそ、実像の幸、不幸の当体があることをよくよく知らねばならない。
その実像の確立のための信仰を、われわれはしているのだ。