自分の小さな「エゴ」を中心とするのでなく、宇宙の根本の「法則」にのっとって、命を燃やし、人々のため、社会のために行動していくとき、わが「生命の鏡」は磨かれ、光っていきます。
妙法という「鏡」には、大宇宙の森羅万象の不思議さが映り、それぞれの本然の実相が、ありのままに映っていく。また過去も、現在も、未来も、瞬間瞬間、如々としてきたり、律動しゆく「因果の理法」も、ありありと映る。
さらに、万物が語る言葉が、その声なき声までが絶妙に映し出されていく――仏法の真髄は、そう説いております。ゆえに、妙法を根本に、みずからの「生命の明鏡」を、心を、日々、おこたらず磨きあげていく「人間革命」こそが不可欠になってくるのであります。