池田先生ご指導

いかに策を用い、力を尽くそうとも、妙法を唱えることをしなければ、生命の本源を侵してくる魔の力を撃退することはできませんし、題目が不足していれば、一切は空転してしまいます。

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一念ほどこわいものはない。一念のなかに卑屈さがあればその一念が反映して、いくら戦っても、力が発揮できない。相手にも感応しない。


仏法の原理は、あいまいさを許さぬ厳しさをもっています。自行化他の妙法を唱えないかぎり、絶対に仏の生命は涌現しないのです。
いかに策を用い、力を尽くそうとも、妙法を唱えることをしなければ、生命の本源を侵してくる魔の力を撃退することはできませんし、題目が不足していれば、一切は空転してしまいます。いたずらに気が焦るだけで、思うように事は運びません。
家庭指導、友好活動をはじめとする仏法対話も、仏という魂魄を欠いては、ただ凡夫の言動に終わり、相手の生命に響く対話も不可能なら、相手の心に動執生疑を起こして魔を打ち破ることもできません。