嫉妬するということは、実は、相手のほうが優れていることに、ひそかに気づいているから。

嫉妬の正体
三木清「人生論ノート」より
「嫉妬は自分よりも高い地位にある者、自分よりも幸福な状態にある者に対して起こる」「しかも嫉妬は、嫉妬される者の位置に自分を高めようとすることなく、むしろ彼を自分の位置に低めようとする」
「嫉妬はつねに多忙である。嫉妬のごとく多忙で、しかも不生産的な情念の存在を私は知らない」

嫉妬するということは、実は、相手のほうが優れていることに、ひそかに気づいているから。

「信心が強ければ、生活は一変する。運命の転換ができる。あらゆるものが変わる」

この戦いに勝つために釈迦・他方・十方の仏よ！　来り集まって、わが身に入り、われを助けたまえ！と一念を決めなさい。
今こそ、成仏できるかいなかの「境目」である。
「覚悟の信心」には、無限の力がわく。釈迦・他方・十方の諸仏が、こぞって力を与えてくださるのである。

弘教は、相手の仏界を礼拝することだから、最高に相手を尊敬する行為なのです。
相手を論破しようとしたり、こちらの勢力に取り込もうとするような対立的な心で弘教するのではない。
ちょっと変だなと思っても、いちいち突っ込んだりしないで相手の話しにうなずいていくくらいの心の広さが欲しい。そうすれば相手の人も安心して、こちらの話しを聞いてくれる。