広宣流布という最極の正義の使命ゆえの苦労ほど、崇高なものはない。
たとえ、いかなる試練が襲いかかろうとも、いかなる苦難が打ち続こうとも、大聖人と不二の「師子王の心」を取り出して、恐れなく立ち向かうのだ。「異体同心」の友と励まし合い、題目を唱え抜いて、一つ、また一つ忍耐強く変毒為薬していくのだ。そして、いつも最後は、にっこり笑顔で、自分自身も、わが一家眷属も、わが国土も、「ついには・たのしかるべし」と必ずや勝ち栄えてみせるのだ――。
戸田先生は、師子吼なされた。
「真の功徳は、折伏を知らぬ者にはありえない」
「大聖人の仏法は、逆境にある人が、幸せになる宗教なのだ。苦難にあった人ほど、それを乗り越えた時、すごい力が出るのだ。その人こそが、本当に不幸な人々の味方になれるのだよ」