苦しみを楽しみに。 困難を飛躍の力に。その原動力が、信心である。学会活動である。
大変な戦いを乗り越えた分、宿命を転換できる。より大きな自分になれるのである。
「信心をしてきたおかげで、こんなにも健康になりました」。
私のもとには日々、こういう声が、大勢の方から寄せられる。何よりもうれしい。
戸田先生は、病気を抱えた同志に対して、こう励まされた。
「石につまずき、大地に倒れたら、大地に手をついて立ち上がるだろう。
同じように、病気という宿命を使命にかえ、信心で乗り越えていきなさい」
「人生に病気がなければおもしろくありません。法華経には、仏も病気になることが説かれています。天台大師が釈していうには、衆生は皆、病気をもっている。そこで、その衆生を救うには、仏自身も、病気をもっていないとつきあいにくいからです」
法華経には、「願兼於業」の法理が説かれている。
菩薩は、人々を救う事を誓い、その誓いを果たすために、自ら願って悪世に生まれてくるというのである。
信心に生き抜く時、いかなる苦悩に直面しようと、「宿命」を「使命」に変えていける。
そして我らには、ともに戦う同志がいる。励ましがあり、希望がある。
生き生きとした生命と生命の触れ合いーそれが、どれほど、健康長寿の活力の源泉となっていることか。
学会こそ、最極の「常楽我浄」の安全地帯なのである。