池田先生ご指導

「3・16」それは――「広宣流布の闘魂」を継承する日である。「正義の王者の誇り」に奮い立つ日である。

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「3・16」それは――
「広宣流布の闘魂」を継承する日である。「正義の王者の誇り」に奮い立つ日である。
「師弟不二の完勝」へ出発する日である。
あの日あの時、わが師・戸田城聖先生は師子吼なされた。「創価学会は宗教界の王者なり」と。それは、75万世帯の妙法流布の願業を成就なされた偉大な師の大勝利宣言であった。
御聖訓には、「天・地・人を貫きて少しも傾かざるえお王とは名けたり」(御書1425ページ)と仰せである。
王者の富士の如く、何があっても微動だにしない。何ものも恐れず、広宣流布の大遠征へ舞いゆく王者の宝冠が、弟子に授けられたのだ。


3月の上旬、時の総理大臣の参詣が16日と決まった時、戸田先生は、私に言われた。
「将来のために、広宣流布の模擬試験、予行演習となる式典をしておこうではないか!」
先生は「大梵天王・帝釈等も来下して……」(御書1022ページ)と御聖訓に仰せの、広宣流布の一つの姿を、青年に教えておきたいとのお心であった。
梵天・帝釈等の諸天善神の働きをする社会の指導者たちが、やがて御本尊に帰依する日が来ることを、儀式として示そうとされたのである。
それは、「仏法の人間主義」に共鳴して、世界中の指導者が集い、友情を結び、人類の平和と幸福の実現を誓い合う姿と見ることもできる。
今や、全世界から、国家や民族の違いを超え、政治、経済、教育、文化など、あらゆる分野の指導者が、我らSGIの理念と行動に、絶大なる共感と賛同をもって、仏意の創価学会を永遠に顕彰するために訪れてくださる。
誉れある、その一つ一つの儀式は、あの「3・16」の儀式の、精神の継承といってよいだろう。