家庭訪問する、個人指導に歩く、弘教に励む、同志の面倒をみる。---こうした基本の活動が、信心の基礎体力をうつけていく。したがって、いくら役職を持ち、巧妙に組織の中で戦っているような姿を見せても、基本となる仏道修行を怠り、広布の組織活動をないがしろにする人は、結局行き詰まり、信心の軌道から離れていく。それは、信心を退転し、学会に造反した幹部の姿を通して、皆様方もよくご承知のことと思う。
「リーダーが先頭に立つことである。人を動かそうとするのではなく、自分が動くことだ。その姿が皆の心を打つ。行動なくして、いくら号令をかけても、心に響かない。最高幹部が第一線の現場に入って戦ったところが勝利する」
「憶病な幹部はいらない。本当に、一緒に広宣流布をしよう、大聖人の仏法を広めよう、不幸の人を救おうという心を失った幹部は学会から出ていってもらいたい。
戦っている人は元気である。福運もつく。要領を使って戦いを避ける人には表情もどことなく陰険で、目に輝きがない。号令をかけるだけで、自分は苦労を避けてる幹部も同じである。生命は沈滞し、濁り、やがて清浄な学会にいられなくなってしまう。