池田先生ご指導

仏界を基調とした五陰の働きによって他の生命体の仏界を触発することができる。 仏界と仏界との連鎖反応!

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主題の五字七字の完璧なる統御によって、十界それぞれが本来あるべき位置と姿を保っている。
ところで、我々が日夜拝している御本尊は別として、我が「胸中の肉団」の本尊において、十界それぞれが本有の尊形となり、正しい位置と姿を得ているかと思えば、はなはだ怪しい。家庭内のもめごとから戦争にいたるまで、いさかいを演じている人々の「胸中の肉団」の御本尊の姿は、本有の尊形どころか、阿修羅王がひとり異常に肥大化し、十界から分離して我が物顔に幅を利かせているにちがいない。
肥大化し、幅をきかせていた阿修羅の生命が、本来あるべき位置と姿へみるみる縮まっていく様子がいきいきと描き出されている。


唱題の一声一声が自分の弱さとの闘争です。
この一遍の唱題にこめる一念が弱ければその分だけ負けてしまう。そんな思いで真剣に唱題に励み、仕事に、学会活動に、家事にと一生懸命励みました。


敵というものは、弱いところを狙う。仏法の世界も同じである。
「信心が弱く」「勇気がなく」「福利の人が少なく」「団結がない」そこに魔が付け入る。強いところには、いかない。ゆえに、徹して「強き信心」であらねばならない。


仏界を基調とした五陰の働きによって他の生命体の仏界を触発することができる。
仏界と仏界との連鎖反応!