【御書本文】
其の国の仏法は貴辺にまかせたてまつり候ぞ、仏種は縁に従つて起
【通解】
その国の仏法流布は、あなたにお任せする。仏種は縁によって起こ
【先生の指導から】
「そのご婦人は、もう何十年も前、幼子を連れて、名古屋のほうへ
列車の中は、大変な暑さだったので、子どもは耐えきれず、ぐずり
するとそのとき、そばに座っていた若い男性が、子どもを優しく扇
ご婦人は、「なんと親切な方だろう。世の中には、こんないい人が
その男性との別れ際、お礼を申し上げると、一枚の名刺をくれまし
この方は、今も鮮烈に、この感動的な思い出を胸に刻んでいます ─」
そのご婦人が、このたび入会されたのである(大拍手)。
ともあれ、ひとたび結んだ仏縁は、必ず花開く。