本日の御書

本日の御書6308

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本文】
願くは我が弟子等は師子王子となりて群狐に笑わるる事なかれ、過去遠遠劫より已来日蓮がごとく身命をすてて強敵科を顕せ師子は値いがたかるべし(閻浮提中p1589)

【通解】
願わくは日蓮弟子等は師子王子となって、群狐に笑われることがあってはならない。過去遠々劫以来、日蓮ように、身命を捨てて強敵過ちを顕しなさい。師子はあい難いである。

【先生指導から】
私たち永遠指針として、生命にとどめるべき一節である。
創立75周年を荘厳する戦いにおいて、青年部は本当によく戦ってくれた。
古代ローマ哲学者であり、大弁論家キケロは、「雄弁」であること価値を主張した。
「雄弁には努力を注がなければならない」
「悪人が権勢を振るって善良な市民を害し全市民に損失を与えるこ無いようにするためにも、より一層熱意を注ぐ必要がある」(片山英男訳「発想論」、『キケロー選集6』所収、岩波店)
また彼は、雄弁こそが「人々暮らしを安全で、気高く、輝かしく、幸福に出来る」「友人に最も確実で最も安全な助けを与えることも、雄弁から可能となる」(同)等と強調した。
私は、「わが愛する青年部よ、雄弁であれ! 民衆を守るために! 」「君よ、よりいっそう雄弁であれ!」と心から願っている。