池田先生ご指導

何もなければ、皆、ぼーっとなって、成仏のための、せっかくの「修行の場」を逸してしまう。戦いなくして幸福はない。

スポンサーリンク

毎日変わっていないようで、何年間か長い目で見た場合には厳然と幸福になっている。それが冥益です。 「今日腹一杯食べて、一生飢えて暮らす」よりも「今すぐには腹一杯食べられなくても、一生涯悠々と食べていける」人生の方がはるかによい。 大聖人の仏法はそのようなものです。


百万回の指導より 百万冊の哲学書より、題目です。題目をうんとあげなさい。祈りなさい。願いなさい。 全部その通りになって、戦い、人生は開いていく。


これからも変化の波があろうが、いろいろな事があってよいのである。そうであってこそ、皆、信心の鍛えもあり、人間としての成長もある。何もなければ、皆、ぼーっとなって、成仏のための、せっかくの「修行の場」を逸してしまう。戦いなくして幸福はない。


名聞名利など追いかけても何もならない。それより無名であっても人の為、法の為に生きる人生がどれだけ尊いか。「私はこれでいい」「私はやり切った」と言える信念の人生の方がどれだけ幸福か。同じ人間でも違うのは境涯である。境涯の違いだけは死をも超えて永遠に続く。