「疲れ切った時にこそ、御書を拝読しよう! 御書を拝して、自らの境涯を、もう一歩、開くのだ」
これは学会永遠の指導である。」
御書根本は、信仰の正しい軌道である。つねに御書にもどり、御書から出発することが、人生勝利の軌道であり、広宣流布の前進と凱歌の軌道にほかならない。
御書をひもとけば、日蓮大聖人の闘争が眼前にとびこんでくる。
大聖人の熱烈たる障魔との戦いにふれれば、わが生命もまた、勇気満々たる闘争心が湧いてくる。大聖人の慈愛あふれる門下との魂の交流にふれれば、わが生命もまた御本仏との慈愛につつまれてくる。
だから御書を拝し続ける信心の人は、たえず自身の仏界が呼び覚まされ勇気と慈悲が常に脈動する。
御金言は、言論闘争のミサイルであり、豊かな精神を育む滋養である。魔を砕き、荒れた大地を耕していく。御書根本の軌道に入れば絶対に行き詰まることは、みずから軌道にはいろうとする挑戦にある。