本日の御書

本日の御書6293

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【御本文】
かかる法華経を末代女人二十八品を品品ごとに供養せばやとおぼしめす但事にはあらず、宝塔品時は多宝如来釈迦如来十方仏一切菩薩あつまらせ給いぬ、
宝塔品はいづれところにか只今ましますらんとかんがへ候へば、日女間八葉心蓮華内におはしますと日蓮は見まいらせて候、例せば蓮みに蓮華有るがごとく后腹に太子を懐妊せるがごとし(日女返事p1249)

【通解】
ように貴い法華経二十八品を女人であるあなたが品々ごとに供養しようと思い立たれたことは大変素晴らしいことである。宝塔品儀式には多宝如来・釈迦如来・十方諸仏・一切菩薩が集まっである。
宝塔品が今、どこにあるかと考えてみるとそれは日女中・八葉心蓮華中にこそあると日蓮はみるである。それは例えば蓮実に蓮華があり、后おなかに太子を懐妊するようなもである。

【先生指導から】
全宇宙あらゆる仏智慧も、あらゆる菩薩力も、妙法を受持した女性生命に、全部、備わっている ─ こう、大聖人が断言してくださっているである。
智慧と力を無限に引き出せるが、信心である。
ゆえに、不幸になるわけがない。絶対に、縁する人を幸福に導きながら、今いる場所から世界へ、「平和文化」を広げていくことができるである。