名字の言

〈名字の言〉 2018年9月29日  本紙通信員が撮影し、昨年度の紙面に掲載された数多くの写真のうち、特に優れていると評価された9枚が今月23日付の本紙で紹介された

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 本紙通信員が撮影し、昨年度の紙面に掲載された数多くの写真のうち、特に優れていると評価された9枚が今月23日付の本紙で紹介された▼その中に、今春の世界青年部総会に集うメンバーを、壮年・婦人部の友が歓迎する作品があった。晴れやかな笑顔で入場する青年たち。一方、出迎える人たちは皆、後ろ姿という構図。そんな1枚に選者は“参加者の満面の笑みから、今日まで彼らを支え、激励してきた壮年・婦人の笑顔も想像できる”と講評した▼友を励ます人の「思い」や「心」は目には見えない。しかし、そこから生まれる「思いやり」や「心遣い」を受けた人の変化で、その真意を知ることがある▼病と闘っていた青年部員は、御書をひもといては“今が、自分の信心が本物か否かを試されている正念場だ”と負けじ魂を燃やした。そこに池田先生から励ましの伝言が届く。「お題目を送ります。健康を祈っています」。彼は誓う。“御聖訓を証明する実証を、この身で示し、師匠の真心に応えてみせる!”と▼その後、彼は決意の通り、完治し、社会復帰を果たした。さらに、日に日に元気になる彼の姿に感動した友人2人が入会したという。励ましから花開いた勝利の実証は、自分だけでなく、周囲にも幸の薫風を届ける。(城)