聖教新聞ななめ読み

一人の人間の頭の中の記憶量は、大型コンピューターが一億一千二百万台も入っているのと同じぐらいだといわれる。

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聖教新聞「名字の言」より
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大人の体は約六兆の細胞でできている。
直径が〇・一ミリという人間の小さな細胞の一つ一つの中のDNAには、六十億語の遺伝言語(広辞苑という厚い辞書の三万冊分にあたる)が含まれており、その精密な設計図によって、必要なところで必要なだけのタンパク質、細胞、がつくられ、それが組み合わさって一人の人間の体ができている。
一人の人間の頭の中の記憶量は、大型コンピューターが一億一千二百万台も入っているのと同じぐらいだといわれる。だから、人間の記憶量には限度がなく、ふつうの人はせいぜいその十分の一ぐらいしか使わないで死んでしまう。まして人間の脳の創造性は、それこそ無限なのだ。