聖教新聞ななめ読み

わずかな差との戦い、日常の仕事や生活のなかでも、これ以上努力しても無駄だとあきらめたくなるような時がある。

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わずかな差との戦い、日常の仕事や生活のなかでも、これ以上努力しても無駄だとあきらめたくなるような時がある。その時がまさに二勝二敗の状況。事態の突破口が開ける前は、だれでも苦しいはず。そのわずかな差とは、挑むか、逃げるかの一念のちがいである。「前へ、進め、高みへ!」そうゲーテが喝破したごとく、常にあと一歩前への気概で勝ちゆく日々でありたい。