池田先生ご指導

信心第一の場合、すっきり指導ができる。そして戦いもできるし、怨嫉もなくなる。それが、信心第一でなくなった場合には、自然に複雑になり少しも前進がない。

スポンサーリンク

幹部は、会場提供者に最大の配慮と感謝を忘れてはならない。会場があるから広宣流布が進むのである。仏法は説かれ、功徳が語り合われ、発心を誓う場となる会場は、さながら現代における霊鷲山会であり、虚空会といってよい。そこは生命蘇生の宝処なのである。


信心第一の場合、すっきり指導ができる。そして戦いもできるし、怨嫉もなくなる。それが、信心第一でなくなった場合には、自然に複雑になり少しも前進がない。確信も動揺してしまう。


船が進めば、波が立ち、自動車が走れば、ホコリがたつ。常に先駆者として、力強く人生を生き抜くためには必ず障害を乗り越えなければならない。広宣流布の途上に起こる事件は、ぜんぶ変毒為薬でき、前進の原因とすることができるのである。


幹部になったからといって、その人の信心も完璧になったとはいえない。役職は一方便ともいえる。信心は一生涯のものである。新しい時代に即応した幹部として、常に成長していくためには、なんといっても、みずから勉強し、毎日の題目を人より余計唱えてゆくことである。