【御書本文】
曼陀羅と云うは天竺の名なり此には輪円具足とも功徳聚とも名くるなり、此の御本尊も只信心の二字にをさまれり以信得入とは是なり(日女御前御返事p1244)
【通解】
曼陀羅というはインドの言葉であり、訳すれば輪円具足とも、功徳聚ともいうのである。この御本尊も、ただ信心の二字に収まっている。以信得入(信を以って入ることを得たり)とあるのは、このことである。
【先生の指導から】
一切は、「信心」で決まる。
「信心」が強いか弱いか。その一点が御本尊の功力を決する。
正義の信心の人、広宣流布に戦う強盛なる信心の人を、御本尊は守ってくださる。大聖人が必ずお守りくださるのだ。
信心が狂って、地涌の菩薩を妬み、異体同心の和合を破壊し、広宣流布に敵対する者は、いかに御本尊を持っていようとも、断じて守られない。否、反対に、厳しい仏罰を受ける。
このとおりの今の邪宗門の姿は、皆さまがよくご存じのとおりだ。
戸田先生は、厳然と言われた。
「仏意仏勅の学会への反逆は、大聖人への師敵対だ。その仏罰の最後の姿を見れば、わかる」
御聖訓には、「既に之を謗る者に大罰有り之を信ずる者何ぞ大福無からん」と仰せである。
この濁悪の乱世にあって、勇敢に広宣流布に生きぬかれる皆さま方を、三世永遠に、御本尊が左右前後に立ち添って、守りに守ってくださることは、御本仏の絶対のお約束である。