池田先生ご指導

御本尊こそ末法の一切衆生の苦悩の重病を根本から治し救ってくださる唯一の大良薬であり、御本尊を信受して題目を唱えることが良薬を服することになり、その結果必ずどんな極重病であっても治すことができるのである。

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色心は不二であり、妙法への強盛な信心があるところ、修行者の生命には重い疲労が残らない。妙法には不思議な蘇生の力がある。また、自分のためでなく、人々のために努力している時は、惰性、怠惰、落ち込み、慢などの侵入するスキはないのである。名聞名利も無縁であろう。


いくつかの悩みや難を乗り越えたからといって、それで宿業との戦いが終わったと決めるのは早計である。
私たちの一生は、最後まで、宿業との戦いであると覚悟すべきではないだろうか。


御本尊こそ末法の一切衆生の苦悩の重病を根本から治し救ってくださる唯一の大良薬であり、御本尊を信受して題目を唱えることが良薬を服することになり、その結果必ずどんな極重病であっても治すことができるのである。
ゆえに、毒だと知らずに飲んで苦しんでいる人々に、毒を捨てて大良薬を飲むよう勧める行為が折伏・弘教の実践なのである。したがって折伏にあたっては、ただ正法はすばらしいというだけであってはならない。破折屈服という本義のとおり、悪心を折って正法に伏せしめていくことが肝要である。悪心とは謗法に執着する心をいう。不幸の根源が邪宗邪義にあることを教えてその薬を飲んでいるからといっても苦悩の病気は治せないのである。