大宇宙は、瞬時もとどまりません。常に動き続けている。その究極の法則こそ、法華経の真髄である南無妙法蓮華経です。「当に知るべし日月天の四天下をめぐり給うは仏法の力なり」です。妙法は、万物を成り立たせている根源の大法なのです。
題目を唱え、妙法に生き抜いた時に、大宇宙の妙なる旋律と自身の生命が合致していく。
祈りは、大宇宙と、わが小宇宙との交流です。
妙法の祈りによって、私たちは、宇宙の最極の「力」と「智慧」と「慈悲」の生命をわが身に顕現することができるのです。
だからこそ常に大聖人が教えられているのは、弟子の側である私たちの祈りの姿勢です。
願いを成就していくうえで心すべきことは、祈りが叶うまで何度でも「勇気」を奮い起こして、信心を貫き通していくことです。