永遠の生命であり、死後がある。死後、未来の生命は長い。ゆえに、生まれてから、ほんのわずかの間、いい家に住んだから等といって、どうということもない。
そして、今度、生まれる時は、亡くなった時の生命の状態で生まれてくるのであります。ゆえに仏道修行が必要なのである。
仏の御聖訓は全部、真実であります。
宇宙大の大境涯を、自在に開いていけるのが、この仏法であります。
「一念三千であるがゆえに、信心の一念いかんで、地獄にもなれば仏界にもなる。苦しくもなれば、楽しい遊楽の境涯にもなる。
そして、生命を幸福への不滅の軌道にのせる根本が「信心」であります。
形あるものは壊れる。しかし「信心」は壊せない。
幸福は壊れない。金剛不壊である。
今、お金がなくても、福運の扉を開ければ、何も困らない境涯になれる。皆さまは毎日、生命の銀行に、永遠の福運を積んでいるのであります。