大聖人が繰り返し仰せの通り、妙法受持の私共には、三障四魔が紛然と競い起こる。
妙法を持つ人と広布の世界にむらがってくる。
ゆえに、その事を意識し、自覚して、「悪鬼」と「魔」を寄せ付けない戦いが必要である。それらをすべて打ち破っていく強き一念が不可欠である。
その用心と日々の祈り、又団結と知恵がなければ、虎狼の群れに一人無防備で入っていくように危険極まりない。
妙法の祈りは自身の生命の変革をもたらし、その変革は必ず、周囲の人々や生活環境の変革へとつながって行く。
現在、現れている様々な課題は、すべて万年の「基礎」を更に完璧に固めていくためにこそある。そのための御仏意。仏法には一切無駄はない。それらの一つ一つを、勇気ある信心で乗り越えていく。